---

● モモクリ３年.....

こ、これは、硬さといいゴマの入り方といい、探し求めていた”ぐゎんざん”にめちゃくちゃ近いっ!(￣＾￣)!
もうちょっと四角かったような気がするけど、90% くらいはこれで合ってるような.....

ん？
食べた後、このタネを植えたら、うまくしたら幻の”ぐゎんざん”を庭で育てられるのではないか？！

モモクリ３年カキ８年というから、８年後には食べられるはず！
その頃、どこで何をしているのか、そもそも生きているのかすらまったくわからないけどσ(^◇^;)。。。

明日、世界が終わるとしても、今日私は柿のタネを植える.....なんちゃってδ(⌒〜⌒ι)

昨年同様、某日清にお勤めの N さんから今年も宅配便をいただく。
ご喜捨、ホントにありがとうございます<(_ _)>。

昨年に続き、今年もタイ・ラオスにいらっしゃった由。さすがです＼(^o^)／
風のような立ち居振る舞いが心底、羨ましいなぁ.....

さて、冷えてきた。

夏草や.....と言ってたのにまだ２週間も経たないうちに、明日から明け方は３℃前後の予報。

薪ストーブの準備を始めて、冬の布団も出さなくちゃ。

あっという間に、冬だ.....

（27Oct2025）

● 夏草や兵どもが.....

恥ずかしながら先月の天草・島原行の後に図書館で改めて調べるまで、島原と天草の真ん中、有明海に浮かぶ台形の小さな島、湯島が島原・天草一揆の際に「天草四郎」を一揆勢のカリスマ的リーダーに据えるという話し合い（談合）がなされた場所（そのため、別名談合島）だったことを露ほども知らず、またその湯島がいまや島民よりもネコの方が多い（約200人vs.約250匹σ(^◇^;)。。。）猫島として有名だという記事熊本の猫島・湯島で癒やしの島旅！人より多い猫たちと出会う秋の休日を読み、これは行かんといかんやろと、亡くなった友人の誕生日や年金の支給日（笑）やら諸々の口実を合わせて、歴史探訪＋ネコと遊ぶということで湯島＝猫島に日帰りで行ってみた（15日）。

庵からちょうど 100km ほどで上天草（大矢野）の江樋戸港に。
看板も案内も何もないので「湯島ー江樋戸」と小さく記されたボードの付いた船を探して勝手に乗り込む（笑）。
乗船していたのは法事か何かで島に久しぶりに帰る元島民のひとたちと、ネコ目当てと一目でわかる観光客（僕もです）という、お互いの存在をまるで見ないというか見ようとしないような、不思議な空間でしたσ(^◇^;)。。。

わずか30分（片道800円）弱で湯島に到着。
観光客が多い土日祝日しかお店もカフェなども開いていないので立ち寄る場所もない（この日は平日）。ならば島を１周してみようかと歩き出す間もなく、好きな場所に寝っ転がっているネコが寄ってきたり無視したままだったり、あくまでネコ次第（笑）。

そんなネコたちも港と住宅がある地域（島の南側、歩いて５分くらいの区間）を離れると（誰も何もなくなるので）まったくいなくなる。
外周を辿り少し高台にある小中学校を覗いてから島の北側に出ると眼の前には雲仙が聳える島原半島がホントにすぐ近くに。天草五橋で本土とつながる（1966年９月末）までは（いまでもそうか）距離的にも文化圏的にも島原・長崎の方が熊本よりも圧倒的に近かった（近い）ということがリアルにわかる気がする。

そんなことを想いながら独り淡々と歩いて島の西北部に来たら、対岸に望むは島原・天草一揆の舞台となった原城跡（上左写真）。
おーっ、あそこに一揆勢 37,000人が籠城し・・・と歴史探訪的に感慨に耽りつつ遊歩道の傍らを見たら、夏草が生い茂るなかに十字架らしき杭？と看板があって（上右写真）、草をかき分けたら「原城スポット公園」とφ(@_@) 。

おいたわしや、「原城スポット公園」…(._.)。
夏草や兵どもが・・・とはこのことか、ここに草刈り機があったらきれいに手入れし整備するのにと、かの歴史的場所が島民からも観光客からも一顧だにされていない（と思われる）状況に悲憤慷慨したんですが、談合島だったということも、もはやそんな昔の歴史ではなく猫島としての観光地を目指している（のかどうかよくわからんけど）ということも、何も全く知らなかった奴が何言うてんねんってことでもあります、はいσ(￣。￣;)。

そんな湯島、ごはんの心配をすることもなく、誰からもいじめられたりしないし、適度に体調なども気にかけてくれる（猫部があるらしい）環境でのんびりのどかに暮らしているネコたちなので、気の合いそうなネコを見つけてぼーっとまったり過ごすにはいいとこでした。
ブーと同じハチワレや、大阪の職場での話し相手だったクロスケのようなネコについつい親近感を覚えてしまうのはしかたのないことなのかもしれませんけどσ(^◇^;)。。。

この日の島は気温 32，3℃。
山麓よりはるかに暑く、おまけに日陰もほとんどなかったので熱中症２歩手前くらいだったけど、それから１週間後の山麓は一気に寒くなり、週明け 28-30日は最低気温が３℃前後になるという予報||(;-_-)|||
まあ、10月末だから平年並みといえばそうなんだけど、気持ちよく過ごせる春や秋の期間がほんとに短くなって、暑すぎる夏と寒すぎる冬の、四季ならぬ二季になっちゃうんでしょうかね。

猫島に行って改めて確信したネコ好きあるある.....

ネコは可愛い！　　
そしてなんてったって、誰が何と言おうと.....うちのブー（ネコ）が一番、可愛い δ(⌒〜⌒ι)

（25Oct2025）

● クリエイティヴに暮らしたいもんだ

今年が最後の開催となる阿蘇アート＆クラフトフェア、猫だけ庵の薪ストーブを制作してくれた鉄の作家さんが出展されるとのことなので設営をちょこっと手伝いがてらフェアを参観。

勤め人とはまるで雰囲気の異なる作家さんたちを眺めていて、森永卓郎氏（確か、同い年だった）が晩年に提唱されていた、「１億総アーティスト」で誰もが人間らしく生きるをふと想い出す。

『THE21』の編集部は森永卓郎氏が2024年11月号特集「これから10年の生き方・働き方」のなかで述べていた内容を一部抜粋・再編集してアップしているが、簡単にまとめると

グローバル資本主義が崩壊すると、食料や資源の供給を世界に依存するわけにはいかなくなる・・・食料と電気を自給すれば、ブルシット・ジョブや投資に走る必要はない・・・「自産自消」を基本とし、自分で作れないものは「地産地消」や「国産国消」で賄う。これが、来る構造転換後のライフスタイルになるのではないか・・・「自立・連携・創造」を柱とする「自律社会」への移行のなかで幸せに生きるには、ブルシット・ジョブに人生を費やすのではなくクリエイティブな仕事をすることであり、その創造性を養うには「教養」が必要だ・・・教養があれば、お金をかけなくても自分なりの幸せや生きがいを見つけられる・・・

結語は.....一人ひとりが教養を身につけ、創造的なアーティストとして人間らしい仕事に取り組み、自由に楽しく自己表現する。ぜひそんな人生を築いてほしいと思います。

清く貧しいフリーランスとしては静かに深く同意するものである。と想ってはいるけれど、小人、貧すれば鈍するに陥ってしまいがちなので.....戒めとせねばσ(^◇^;)。。。

いまイングランド女子スーパーリーグ（WSL）でとてもクリエイティヴなプレイでファンを魅了している宮澤ひなた選手（Manchester United）の記事「「普通のボランチにはならない」宮澤ひなたがマンチェスター・ユナイテッドで示す”６番の新境地”」がアップされていたので記しておく。

同チームに移籍してすぐの、２年前のインタビュー記事（前・後編）も比較すると、宮澤選手のプレイヤーとしての、そしてひとりの個としての変容過程が垣間見えてなかなか面白い。

宮澤選手は各地でサッカー教室も開催していて、それについては・・・環境的にサッカーを続けにくい子どもたちがいることも知っています。そういう子どもたちのためにできることがあるんじゃないかと考え、自分たちにできる形で、挑戦する楽しさを伝えたいと思って始めました・・・と語っていたりもする。これは彼女自身がプロサッカー選手や、サッカーにまつわる活動をしているコミュニティが、何かの１%を寄付し、「サッカーをしたくても諦めている子どもたち」の環境を変える活動を実施し、「サッカー愛を、次世代につなぐ」プラットフォームである１％ FOOTBALL CLUBのメンバーとして活動していることともつながっているのだろう。

マンチェスター・ユナイテッドにはリア・ガルトンという左ウイングのとても優れた選手がいる。彼女は自分自身のなかでのバランスを良好に保つためというような考えの下にイングランド代表に選ばれることを辞退している。宮澤選手はそういう選択を採る選手と身近に接することを介して、さらにより多様な視点を持つようになるのではないかしらん。覚醒しつつあるそのプレースタイル同様、いままでの「普通の選手にはならない」で欲しいなぁ.....

ドクターヘリ離着陸場（左）と西登山口入口（右）

山麓でも30℃前後まで気温が上がった３連休のその中日（12日）、行縢山に行こうかなと思ったものの、気温が高い時期はまだ山ヒルが活動中かもという情報を見て今回はパス、年末にでもと変更。山ヒルもヘビも苦手なので、山歩きはやはり冬がいい。

宮本常一の『山に生きる人びと』（河出文庫）の七ツ山のサンカの項を改めて読み直していたこともあり、諸塚山（1342ｍ）を歩くことにした。

西登山口が既に標高1210mほどなので、諸塚山の頂上へはわずか130mほど登るだけ。
ということでよく整備された遊歩道を登り30分、降り25分程度、歩行距離３kmちょいの軽い山歩きだったけど、かつて存在したかもしれない「山に生きる人びと」を想像しながら山の中にいるのはなかなか趣深いものでした(^_^ゞ。

山歩き中に遭遇したのは鹿２頭にヘビ１匹（笑）。

クリエイティヴに暮らしたいもんだってのは、誇り高く生きよう（キヨシロー）ってことだなδ(⌒〜⌒ι)

（13Oct2025）

● 半年ぶりのシロタビくん

のんびりとした日曜（５日）の昼下がり、２階の窓から庭を見たらなにやら懐かしいお姿が＼(^o^)／
ドアを開けると小走りにやってきて、いつものようにちゅ〜るを２本、一気食いσ(^◇^;)。。。

しばし愛想を振りまいて礼を尽くして？から、飄々と去って行かれました。
半年ぶりだというのに素晴らしすぎるこの距離感d(@_*)。さすがだわｗ

やっと秋らしい気持ちのいい天気が続く。
柿はほぼ終わりに近づいた。熟して落ちた柿はアナグマくんが食べにきてくれるのでお互いに助かる。
１本だけ残った栗の木を見にいったら、落ちた栗はきれいに食べられていた。去年同様、イノシシが食べてくれているのだろう、そこにいたのは鹿だったけどσ(^◇^;)。。。
それにしても、今年は鹿が森だけでなく、道路にも畑にも多すぎるような.....

（06Oct2025）

● ３度目のバカ尾根

一昨年、昨年に続いて３度目の仙酔峡バカ尾根ルートからの高岳。

10年前に亡くなったブーの誕生日やカッパドキアで暮らす孫娘の誕生日、その他もろもろをひっくるめて＋体力の現状の確認も兼ね、９月末に登ってみようと一昨年から始めたものだけど、今年は天候の回復と３ヶ月毎の検査・診察が済むのを待って、10月２日にd(@_*)。

歩き始めの 20分間ほどは身体がまだその気にならないので、見上げてもガレ場が延々と続くバカ尾根に取り付いているのをちょっと（かなり）後悔、引き返そうかなと想ったりもするのだけれど、『登山研修』に書いた”どこをどう、どんな風に登るのかも、登るのをやめて帰るのも自由だ!(￣＾￣)!”という言葉をマントラのように呟きながら歩いていたら、身体も動き始めた頃に中間点に到着。

心拍数の記録から考えても一昨年、昨年よりもかなり楽に、速く登れたことがわかります。３回目だから要領がわかっていることもあるし、ダメになったバッテリーをはずした電動アシストなしの MTB （苦笑）でのポタリングで脚力をはじめ体力が割りと維持できてるってことですかね。これまでで一番楽だったのは確かではあります d(@_*)。

登ってみると、やはり高岳東峰から観るわれらがネコちゃん（根子岳）はホントにきれいだし（上写真左。奥に見える一番高い山は宮崎県最高峰の祖母山です）、昼食休憩をした高岳からは中岳、烏帽子岳、杵島岳のはるか奥にうっすらと雲仙（右写真↓あたり）も観ることができて、佳き佳き (^_^ゞ。

ちなみに、すずめ岩ルートといわれる所以は降っていく途中の斜面にペアのすずめに見える岩があるからφ(@_@)。左写真は斜面に立てられている案内板で、右写真は実物を撮ったものです。
すずめ.....なんだろうかσ(^◇^;)。。。

近道かなと想ったこのすずめ岩ルート、噴火警戒レベルが「２」でも（この日は「１」でしたが）高岳に登ってぐるっとまわってこれるルートというメリットはあるものの、ほとんど利用するひとがいないせいかあまり整備されていないしSUUNTO の３D図からもわかるようにかなり巻いているので、降りに要した時間は火口東縁をまわったときとほぼ同じでした。

でも、歩きにくい区間はかなり減るので、帰り着いたときの膝の負担感や翌日以降の筋肉痛の程度は少し軽かったような気もします。去年までとの違いといえば、膝サポート機能付きのタイツにしたくらいだから、ルートとタイツの効果かな？

まあ、何にせよ、とりあえず３度目のバカ尾根ルートでの高岳山歩き、今年も大丈夫でしたし、はるか雲仙まで見えて気持ちのいい時間でしたδ(⌒〜⌒ι)。

（03Oct2025）