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● ビールを買いにまたまた行縢山.....

ついでに雄岳（830m）に登ってみた (^_^ゞ。

前回は韓国からのビール友達のために、今回は来週やってくるジャーマン・シェパードさまご一行のためにというよりは、一番好きなスタウトがおそらく販売されている頃だからという理由で、行縢山麓のひでじビールへクルマを走らせる。

その前に、気温が下がったこの時期ならもう山ヒルもいないはずだから雄岳までの山歩きも試してみようと、補給食に焼き芋（前夜、薪ストーブで焼いた(^_^ゞ)などを持って、行縢神社から森の中へ。

木漏れ日のなか、鳥の囀りを耳にしながら気持ちのいい林道を歩いて行くうちにやけに子どもたちの声が響き渡ってきて、平日なのになぜ?(._.)? ひょっとして遠足か?(?_?)? と登っていったら、前方に小学生の集団がいくつもあり.....

最後尾のむかばき青少年自然の家のスタッフに尋ねてみたら、宮崎と大分の計３つの小学校約300人の子どもたちと先生たちが宿泊研修で山頂まで登ったり野外学習で山に入っているということがわかり、孫のような子どもたちを登りで全員追い抜くなんて無謀な企てはさっさと放棄、最後尾のスタッフさんに行縢山のこと（雌岳や県民の森、山ヒルなど）をいろいろ教えてもらいながらのんびり歩く（心拍数が開始後50分くらいから30分間ほどは低下しているのはそのため）。

そのままゆっくり登っててもよかったんだけど、渡渉ポイントへ一旦降る手前で子どもたちが給水などのために休憩を取った時点でスタッフから”どうぞ、先に行ってください”と促され、降りだったので小走りで抜いていくうちに”おじさん、速いっ！”と言われて以降はスピードを緩めることができず舞い上がってしまい（苦笑）、子どもたちから見えなくなる渡渉ポイントを一気に駆け抜けた先で、実は道迷いして焦りに焦ったのはここだけの話にしておこうっとσ(^◇^;)。。。

なんとかルートに戻り（汗）さらに30分ほど登って着いた雄岳の山頂からは東には太平洋（日向灘）や延岡、門川方面が（南西方面には霧島山系まで見えるらしい）望める360度の絶景、実に素晴らしかったですd(@_*)。

標高は830mほどで全然高くないけど、断崖絶壁の巨岩の上に座って風景独り占めでのお昼ごはんδ(⌒〜⌒ι)。
ここは宮崎、雪が積もることはないから、太平洋から上がる初日の出を観に元旦に登るひとも多いというのは宜なるかなです。この時期は山ヒルもヘビもいないし、九州だからもちろんクマもいません (^_^ゞ。

遅れて登ってきた小学生たち（５年生ということだったのでカッパドキアで暮らす孫息子と同学年かと後で気がついた）と数え切れないほどの挨拶を交わしてすれ違った後、往きに寄らなかった有名な行縢の滝へ寄り道。
時期的に水量こそ少なかったものの、おかげで滝直下の大きな岩に寝っ転がって、雲ひとつない青空に映える滝をしばし観賞できて佳き佳き (^_^ゞ。

行縢神社から入り、雄岳と雌岳の間を登って向こう側にある渡渉ポイントへ一旦降ってから、裏側を巻くように登って雄岳山頂って感じ。
休憩含む全行程３時間半ほどの非常に気持ちのいい山歩きでした。滝より手前の林間もとても心地よいし、奇岩・巨岩のなかを歩くのはなんかアスレチックで遊んでるみたいで楽しいですし。

日帰りで、山に入って全行程４、５時間というのがいまのフィットネス・レベルにはちょうどいいのかも。もう有酸素性能力は若い頃の半分くらいしかない（元専門家σ(^◇^;)。。。）けど、それなりに楽しめて十分ですわ (^_^ゞ。

さて、ついでの山歩きは気持ちよく終えられたので、今日の主目的、ひでじビールへ。

目論み通り、スタウトが並べられていたので迷わず２本、カートに入れていたら、前回も対応してくれたとても感じのいいスタッフさんがなんと覚えていてくれて（覚えやすい顔なのか?(._.)?）、しかもビール用に採取されている行縢の水をグラスに入れて手渡してくれたので＼(^o^)／一気に飲み干し、ついついほかにも４本の計６本購入して帰路に就く。

素晴らしすぎます、ひでじビールと行縢山δ(⌒〜⌒ι)。
誰か運転してくれたら、あの場でタップから飲めるんだけどなぁ.....

（22Nov2025）

● 突出する才能

９月中旬に天草・島原行をアテンドした F ちゃんが富山から KOBO Brewery の美味しいビールを送ってくれたので、ありがたくいただくδ(⌒〜⌒ι)（能登弁的には”きのどくに〜”というニュアンスかな）。

この記事によると、この Brewery を立ち上げられたジリ・コティネックさんはあの日本海倶楽部で醸造長として10年以上働いていらっしゃった由。なるほどと納得だ。

日本海倶楽部も自転車ライドの途中でよく立ち寄ったものだσ(^◇^;)。。。嗚呼、懐かしい.....

同封されていたトートバッグは Brewery で働く誰かが描いたイラストかな？
陽の光の下で見ると、より一層味わい深い感じがする。

そういえば、富山に移った頃（だからもう25年くらいも前になる）に知り合ってときどき遊びに寄っていたくろべ工房でも描画に突出した才能を発揮するひと（Sさん）がいて、とてもヴィヴィッドな彩色の実にユニークなイラストをカレンダーなどにして販売していたなぁ（いくつか購入したはずなんだがもう見あたらない||(;-_-)|||）と想い出し、検索してみたら工房は社会福祉法人くろべ福祉会として事業所を６つ展開する規模に発展していたし、Sさんは変わらずイラストを描いていて、なんだか唐突に感じ入ってしまった…(._.)。

すごいなぁ、25年間、変わらずに保ち続けてきた才能（イラストと彩色は少し穏やかになったような気もするσ(^◇^;)。。。）と、彼のその才能をずっと大切に見守ってきた環境と、そういう基本的な姿勢を障がいのあるより多くのひとたちに提供しようと努め、継続・発展させてこられた代表の Nさんたちスタッフの皆さんにほんとアタマが下がります<(_ _)>。

突出した才能といえば、金沢にいる頃に少し通っていた特別支援学校の生徒さん（Rさん）がシューズに描かれたイラストがホントに素晴らしくて、あまりに惹かれたものですから僕のシューズにも描いてくれませんかと担当の先生を介してお願いしたことがありました。が、”よく知らないひとのは描けない”と。

あとで先生と話したのですが、Rさんはその特定の相手のことを想って唯一無二のイラストを描いているわけなので、よく知らない誰かに対してはイラストのイメージ自体が湧かないから”描けない”ということかもしれませんねとφ(@_@)。

ほんとに、才能って不思議だ。桶理論とはまったく違って、突出することが才能の発露であり才能自体なのだから.....

（18Nov2025）

● 佳き佳きδ(⌒〜⌒ι)

一昨日に続いて汗ばむくらいの小春日和の１日。
まだふわふわ虫（正式な名前わからず）が大量発生中なのでちょっと迷ったものの、天気につられてまたまたロードレーサーで１時間ほどポタリング。
全身にまとわりついた虫を払うべく、戻ってからシャワーを浴びて着替えていたら、何やら強烈な視線を感じ・・・σ(^◇^;)。。。

デッキから室内を凝視していたのはおよそ１ヶ月10日ぶりくらいの隣家のシロタビくんで、ちゅ〜るを１本.....では当然、止まらず。
３本一気食いｗした後、ちょこっとゴロニャンと愛想を振りまいてから、飄々と去って行かれました。

晩秋？初冬？の佳き１日δ(⌒〜⌒ι)。

（16Nov2025）

● 熊本にもクマはいる

穏やかで暖かな晩秋の１日（逆光の写真でも雰囲気は伝わるかも）。

ブレーキシューをリアだけ（節約っすσ(^◇^;)。。。）新品になんとか交換したので、調整を兼ねて久しぶりにロードレーサーで20km ちょっとポタリング。気軽に乗れる MTB もいいけど、やっぱりロードレーサーは楽しいなあ、楽しさ・きつさの種類が違うというか。登り坂の走り方が全然異なるもんね。

そんなに頻繁に乗らないならパーツを売って・・・という悪魔の囁きが自分のなかでもときどき聞こえてくるけど、いやいやこの楽しみはほかのなにものにも代え難いからなぁ←(¬_¬) と貧乏は続く。カーボンリム用のブレーキシューが１個いくらかなんて誰にも言えないもんね（笑）。

富山にいる頃は自転車仲間と秋は紅葉ヒルクライムによく行ったものだ。
もちろんクマと遭遇する可能性はかなりあったし、ライド仲間のひとりは県のクマ担当（当時）だったこともあり、[ここはぼくらもすむ森です。You are in Bear Country.]”あなたはいま、クマの国にいます”（クマが住んでいる地域にいます）という看板に、共生？共棲？棲み分け？など、なかなか答えのないことをいろいろ考えたりもした。

富山は不思議なところで、立山博物館に初めて行き、広大すぎる園内を歩いていると木にかけふだがぶら下げられていて、”熊が出ています”と w(☆o◎)w

”熊が出る恐れがあります”ではなく、”熊が出ています”というのもすごいけど、”熊が出ています”が、ラジオを熊避けに使うだけで普通に開館してますというのは、きっと富山以外ではありえないかも・・・とそのとき想ったものだ。とんでも・わんだーらんど・とやま＼(^o^)／

そういえばその年（2008年）、新聞にクマが屋根裏部屋にあったはちみつ（ハチの巣）を食べに民家に２度も侵入という記事（いまはない）に写真と談話が載っていて、家人曰く、「クマはさほど珍しくないが、二度も同じ家の屋根裏に入り込むとは。ハチミツ好きにもほどがある」と苦笑いしていたと。

クマとのその絶妙な距離感に感心したものだけど、そんなのどかな話は富山でももう聞かないんだろうなぁ…(._.)。

熊本にいるクマ関係者はくまモンだけ・・・と言うと、”熊”本なのにおかしいと訝しがられるのだけれど、もともとくまもとは”隈”本だったそうなので（加藤清正が”熊”本にしたとか←くまもと県人は清正公（加藤清正）が好きだから、そう言われればたとえ嘘でも誰も反対しないかもｗ）。
クマはいてもいなくてもおかしくはないんですけど、一応、九州にはいないということになってます。ほ乳類は基本泳げるから、関門海峡なんてすぐ渡れると想うんだけど、なぜか”絶滅宣言”が出されていますね、理由はわからないけど。県境の祖母山（宮崎県最高峰）に行くと、”クマに注意！”という看板はありますσ(^◇^;)。。。

で、阿蘇山をはさんで庵の反対側にある動物テーマパーク、カドリー・ドミニオンにはクマがちゃんといて、飼育員のひとたちと子グマのやり取りが動画配信されていたりする。例えば、ある一定年齢になった子グマとお別れの挨拶をする飼育員さんとか。

自然環境になるべく近い環境で動物たちの生態を観察できるようにという考え方とは異なり、芸を教え込んでショーに出演させたりということで批判されているのだろうが、動物園に収容している時点でそもそも自然環境とは全く異なっているわけだし、この議論や批判自体が成り立っているのかよくわからないけれど、成育段階のある時点まで子グマとひとの関係がここまで馴染むのかと驚いたのが正直なところだ。

全国で唯一、クマの個体数管理を行っている”クマ対策先進県”兵庫の事例が動画に挙がっているが、それによると、クマが人里に近づきにくくするため中山間地域に「バッファーゾーン」を作って棲み分けを図ること、その「バッファーゾーン」はクマの個体数管理や柿の木などの除去ができて初めて有効になるという。つまり、ひとの手が入った自然がそこに作られることが必要になるわけで、人手がないと対策が講じられないことになる。

となると、クマ対策に限らず、過疎地での野生動物対策はほぼ絶望的ではないか。

人口減少もあって今後ますます都市部や市街地に人口は集中するだろう。一方、中山間地域を背負った過疎地はいまでも高齢者ばかりの限界集落や消滅集落という状況なので一帯は荒れて山林化し、「バッファーゾーン」を作ることなど全く無理だということは、比較的市街地に近い山間部で暮らしている僕でもよくわかる。
クマとは出会わないけれど、イノシシや鹿、特に今年は鹿が多すぎて畑だけではなくて庭にもやってくる。道路に頻繁に飛び出してきてドキドキだし、鳴き声は毎晩森や林から聞こえてくるのだから。

動物ワンダーランドは今後一層拡がりこそすれ、収拾の手だてがないんじゃないのかな。

そう遠くない将来、山歩きや釣りなどに限らず、野外活動や屋外でのスポーツは（クマがいないとされている）九州でしかできない・・・な〜んてことになってしまいそうな気がするのだけど.....

（14Nov2025）

● 立冬の鎖骨記念日に.....

Aさん（輪島エコ自然農園）から長崎の棚田で今年から始められた自然栽培米の新米のご案内が届く＼(^o^)／

2011年以来、お米の年間契約をお願いしていたのだが、2024年１月１日の能登地震で被災され、その月の終わりに”農家やめます.....”とのメールをいただいていた。

それから、奥さんの実家がある長崎へ家族で移住され、その後、佐賀と長崎の県境、標高1,000m弱の多良岳のかなり上の方で米作りを再開しますとのお知らせを今年になって受け取っていたところだった。

山間部のそれも最上流の（生活排水や他の農家さんの影響を受けない）、狭い棚田 50枚（！）で取り組まれているとのことφ(@_@)。これはご祝儀の意味も込めて、必ず購入せねば.....だ！

それにしても、再び米作りを始める気持ちになられて、ホントによかったなぁ.....(T_T) 　これもというか、これこそ Aさんにとっての復興だろう。

奥さんが栽培されているサツマイモも同時に販売されるそうなので、薪ストーブでの焼き芋用にこれも２kg お願いする。楽しみだδ(⌒〜⌒ι)。

　

その立冬の鎖骨記念日（精確には、鎖骨粉砕骨折記念日）は昨年末年始の原稿仕事でお世話になった編集担当の方が山岳研修会のついでに立ち寄られ、お土産に宇奈月ビールや鱒寿司、ホタルイカの沖漬けなど、いわゆる富山土産をいただく。ああ、懐かしい (^_^ゞ

今年も11月下旬に遊びにやって来るジャーマン・シェパードさまご一行に同乗させてもらって12月始めに富山・金沢でカニを・・・という目論見？妄想？はこちらの日程の急変で同乗が叶わなくなり（＝旅費の節約ができなくなり）、結果、儚くも潰えてしまったので、富山の味覚、なおのことしみじみ美味しくいただきました<(_ _)>。

フランキー像を手始めに、高森・南阿蘇から中岳火口、池山水源・瀬の本高原・阿蘇神社などを案内して、阿蘇駅前のウソップ像を撮ってお見送りで終了。

中岳火口の噴火活動レベルは最弱の「１」だったものの、有毒ガスが発生しているということで火口周辺は立ち入り禁止になっていて、残念でしたσ(￣。￣;)。

せっかくの立冬なので、柿のタネをプランター２個と鉢２個にそれぞれ３粒ずつ、植えてみた。

プランターはデッキに置いたままにして、鉢は１つは日当たりのいい作業部屋の窓際に、もう１つは寝室のテーブル横に。どれかから１つでも芽が出たらそのまま育てて、春になったら地植えするという計画φ(@_@)。

うまくすれば、８年後？喜寿（大笑）？の頃には食べられるのかもσ(^◇^;)。。。

（07Nov2025）